永遠にともに

2004年10月13日 音楽
いい曲だとは思っていたが、実際に手元に届いて(正確には取りにいったのだが)、じっくり聞いて、感動した。短い短い短編小説を読んだ、そういう感覚がした。

短い言葉で伝えるのはものすごく難しい。つい、しつこくなってしまいがちである。自分ができない分、行間を読ませる、相手に判断を委ねられる文章を書ける人を尊敬する。

私はコブクロと出会う前、中学高校とRAZZ MA TAZZというバンドが大好きだった。もう解散してしまったので、別れた恋人と同じで、美化されるばっかりなので彼らを抜くバンドは一生ないと思っていた。阿久さんの書く歌詞もコブクロ同様、私に色々な物語を思い浮かばせた。阿久さんの歌詞のほうがより想像力が必要かもしれない。それは状況よりも心情がよく表されているからで、受け取るときの自分の状況によって友情の歌に聞こえたり、愛を歌ているように聞こえたりする。毎回、毎回、新曲が出るのが楽しみで新曲が決まると、自身のラジオを録音し、買う前に覚えるほど聞いた。今回のコブクロの新曲もそんな感じだった。

RAZZはまず最初に曲ができて、その曲のイメージで歌詞を書くといっていた。でも歌詞もとても意味がある、印象的な歌詞だったと思う。コブクロの場合は伝えたいことがあって、それをメロディーにのせるということに最近戻っているといっていた(と思う)。それだけに、言葉はとてもメッセージ性があるし、それがしつこくなく伝わってくる。言葉の選び方がとても上手いと思う。

新曲の感想を書くつもりが思いっきりの脱線。やっぱり私はまだまだだ。

今からサッカー見ます。

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蒼

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